サイトを作る際はデザインだけではなく表示速度にも気を配ろう



モバイル端末の回線はかなり遅いこともあり得る

ウェブ制作において、サイト表示の高速化はデザインをきれいにしたり、機能を増やすことなどと比べると優先順位は低めといえます。特にサイト制作者のネット環境が光ファイバーなどの高速回線を使っているというのであれば、かなり大きなサイズの画像を使っても瞬時に表示されるので、サイトの重さに気づかないこともあるでしょう。

しかし、モバイル端末の事情を考えればサイトの軽量化は必須なのです。というのは、格安SIMを含め、多くのモバイル回線は毎月利用できる高速回線の容量が決められており、それを超えると200KB程度の速度での利用を余儀なくされるからです。いくら美しいデザインのサイトを作ったとしても、表示されるまで何十秒もかかるようでは遅い回線を利用しているモバイル端末の利用者に敬遠されてしまうでしょう。

不要なプロセスを発生させないことが高速化につながる

では、軽量化を実現するためにどのような点に注意してサイト制作を行えばいいのでしょうか。まず、スタイルシートはできるだけインラインで書いた方がいいでしょう。スタイルシートはcssという拡張子をつけてファイル化し、それをHTMLのhead部分で読み込ませるのがわりと一般的ですが、この方法だと「ファイルへのアクセス」というプロセスが余計に発生することになるので、その点で遅くなるのです。

また、画像の読み込みを一度に行わず、端末の画面に入ってきた時点で表示させるという方法も有効です。モバイル端末でサイトを表示すると縦に長くなりがちで、下部にある画像は閲覧者がかなりスクロールしないと表示されません。ページにアクセスした時点で表示されない画像を最初に読み込むのは無駄であり、このプロセスをカットすればその分、表示速度が速くなるというわけです。

コーディングはプログラミング作業のひとつです。プログラミング言語を使用し、文字や画像などのデータを符号化する事を指します。